一緒に暮らす愛犬ガイド

原産地がフランスのバセット・ハウンドはその風貌が心和ませてくれる犬です。

その風貌とは裏腹に、ヨーロッパでは猟犬として狩りに連れて行った犬でもあるのです。

猟犬としては優秀な血統のようです。

短い足に垂れ下がった耳、上目遣いで見る目からは思わず微笑がこぼれそうで、猟犬とは想像もつきにくいその風貌です。

性格は、その風貌どおり、穏やかで忠実ですが、意外と頑固な一面もあります。

長く垂れ下がった耳はこまめに掃除をしてあげてください。

注意点は、最近の犬全体にも言えますが、肥満しやすいタイプなので、散歩は欠かさず適度な運動もさせる必要があります。

怠けそうなところもあるので、食事の与えすぎによって太ってしまいます。

猟犬血統なので忠誠心は強いのですが怠けグセがあるのでしつけをしっかりしておく必要があります。

ムダ吠えはあまりする犬ではありません。

ＴＶにもよく出る有名な女性もこのバセット・ハウンドを飼っています。

家で待っているこの犬を見ると心が和むので女性には愛されやすい犬でしょう。
 

原産国のイギリスでは古くからウサギ狩りの猟犬として有名です。

獣猟犬の中では最も小さく、ビーグルとはフランス語で小さいという意味があるそうです。

映画やアニメーションにもよく使われ、そのキャラクターは目立って、欠かせない存在となっています。

← 　カーソルでビーグルを撫ででみて下さい。

イギリスでのウサギ狩りでは何頭か引きつれ、一斉に放ってウサギを追い詰めるシーンが想像できます。

かつてのイギリス貴族達もこのウサギ狩りを楽しんでいたようで、その名残で毎年大会をやっていましたが、動物愛護団体からクレームがつき、現在ではウサギではなくお遊びで人間を追いかける大会に変わってきているようです。

性格は穏やかで、人なつこい反面、非常に寂しがりやで構ってほしくなると擦り寄ってきたり、吠えたりします。

猟犬で快活なので、散歩や運動は欠かせません。

欲求不満になるとムダ吠えが増えてきます。

適度な運動をさせてあげてください。


 

ダックスフントは獣猟犬です。

原産地はドイツで、アナグマの猟に使われていました。

ドイツ語で「ダックス」はアナグマ、「フント」は犬を意味します。



大きさによってスタンダードとミニチュアに分けられ、毛によってロング・ヘアード、スムース・ヘアード、ワイアー・ヘアードに分けられます。

よく見かけるのがスムース・ヘアードのダックスフントで、毛色のバリエーションも多いのです。




チョコレート、ブラック＆タン、チョコレート＆タン、ブラック＆クリーム、シルバーダップル、レッド・パイボールド、ブラック＆タン・パイボールド、チョコレート＆タン・パイボールド、ブルー＆タン・パイボールド、イザベラ＆タン・パイボールド、レッドブリンドルなど

性格は陽気で明るく、ちょっと見た目と同じようにコメディアン的要素があります。


  ←撫でてみてください。


しかし、猟犬気質が残っており、賢い犬です。

猟犬だったというだけあって、忠誠心は高く、しつけはしやすい犬です。

注意するとすれば、胴が長いので、背骨を傷めないようにしてあげてください。